2024年10月1日、村上誠一郎総務大臣は記者団の取材に応じ、株価の乱高下や急激な円安について「残念ながらアベノミクスの、ある意味では負の遺産だ」と述べた。また、自民党派閥の裏金事件や旧統一教会問題なども「前任者の『負の遺産』」として挙げ、これらの解消が非常に難しい課題だと指摘した。
翌日の就任会見
翌日の就任会見では、アベノミクスに対する批判的な立場について「いろいろな問題について論理的におかしいことはおかしいと言う。感情的にものを言ったつもりはない」と説明し、感情的な批判ではなく、論理的な問題提起であることを強調した。
アベノミクスの成果
10月7日の衆議院本会議での代表質問では、アベノミクスについて「デフレでない状況を作り出し、GDP(国内総生産)を高め、雇用を拡大したと評価されていると承知している」と述べ、一定の成果を認める発言もしている。
周りの反応
与党内の反応
「身内批判」に党内からも賛否
自民党内では「党の功績を否定するのか」とする声と、「問題を直視すべき」と支持する声に分裂。一部議員はSNSで「本音を語る政治家」として評価。
世論・SNSの反響
「ついにタブーを破った」VS「タイミングが悪い」
X(旧Twitter)では「よく言った」「今こそ政策転換を」と歓迎する声がある一方、「政権の一員として言うべきでない」という批判も。
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