2025年4月30日夜、神奈川県川崎市川崎区大師駅前2丁目の住宅で、バッグに入れられた一部白骨化した遺体が発見された。この住宅は、ストーカー規制法違反の容疑で家宅捜索が行われていた元交際相手の男性の自宅であり、遺体は行方不明となっていた20歳の女性、岡崎彩咲陽さんの可能性があると見られている。
事件の経緯
- 行方不明の発覚:岡崎さんは2024年12月20日、同居していた祖母が目を覚ました際に姿が見えず、以降行方不明となった。家族は警察に行方不明者届を提出し、SNSを通じて情報提供を呼びかけていた。
- ストーカー被害の訴え:岡崎さんは元交際相手の男性からのストーカー行為に悩まされており、同僚や母親に「殺されるかもしれない」と相談していたとされている。家族も警察に複数回相談していたものの、事件性がないとして積極的な対応はされなかったと報じられている。
- 遺体の発見:2025年4月30日夜、神奈川県警がストーカー規制法違反の容疑で男性の自宅を家宅捜索した際、室内で不審なバッグを発見。翌5月1日、川崎臨港署でバッグの中身を確認したところ、腐敗が進み一部白骨化した遺体が見つかりました。遺体の性別や年齢は不明で、警察は司法解剖を行い、身元の特定と死因の解明を進めています。
現在の状況
警察は死体遺棄事件として捜査を進めており、行方不明となっている男性の所在を追っている。また、岡崎さんの家族は、警察に対して9回も相談していたにも関わらず、適切な対応がなされなかったことに対し、対応の遅れを指摘している。
この事件は、ストーカー被害に対する警察の対応や、被害者の安全確保の重要性について、社会的な議論を呼んでいる。
コメントを残す