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埼玉道路陥没事故 遺体発見

2025年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故に関連し、約3か月後の5月2日に現場近くの下水道管内で遺体が発見された。

事故の概要

2025年1月28日午前9時50分頃、埼玉県八潮市中央一丁目交差点で道路が突然陥没し、2tトラックが転落する事故が発生。陥没穴は当初、直径約5m、深さ約10mだったが、その後の崩落により幅約40m、深さ最大約15mにまで拡大。この事故で、トラックを運転していた70代の男性が行方不明となった。  

事故の経緯

  • 1月28日:事故発生直後、運転手とは一時的に会話が可能だったが、午後1時頃を最後に連絡が取れなくなった。その後、救助活動中に新たな陥没が発生し、作業は難航した。
  • 1月29日以降:トラックの荷台部分が引き上げられたが、運転席部分の救出は困難を極めた。現場の地盤が不安定で、重機の使用が制限されるなど、救助活動は長期化した。
  • っ5月2日:事故から約3か月後、下水道管内で運転手とみられる遺体が発見され、死亡が確認された。警察と消防が下水道管内に入り、遺体の救出活動を行った。  

事故の原因と影響

事故の原因は、下水道管(中川流域下水道中央幹線)の破損による漏水とされている。この下水道管は1983年に整備され、管径は4.75mで、事故当時の調査では補修が必要な腐食は確認されていなかった。 
事故の影響で、周辺地域では下水道の使用自粛が要請され、約120万人に影響が及んだ。また、交通規制や避難指示が出され、近隣の店舗や住民の生活にも大きな影響を与えた。

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