2025年5月6日、国民的アイドルグループ「嵐」が、2026年春に開催予定のコンサートツアーをもってグループとしての活動を終了し、解散することを発表した。
活動終了発表
2025年5月6日、国民的アイドルグループ「嵐」が、2026年春に開催予定のコンサートツアーをもってグループとしての活動を終了し、解散することを発表。この発表は、ファンクラブ向けの動画メッセージを通じて行われ、メンバー5人全員が出演し、「私たちは、再び5人で集まり、嵐として来年の春頃に予定しているコンサートツアー開催に向けて動き始めます。このツアーをもちまして、嵐としての活動を終了いたします」と報告した。
これまでの軌跡
【1999年】
•9月15日:ハワイ・ホノルルで結成発表
•11月3日:デビューシングル「A・RA・SHI」発売(ミリオンセラー達成)
【2000年代】
•2001年:「A Day in Our Life」など、ヒップホップ色を取り入れ人気拡大
•2005年:初のアジアツアー(台湾、韓国、タイなど)を開催
•2006年:主演ドラマ「花より男子」(松本潤)で若年層ファン増加
•2008年:初の国立霞ヶ丘陸上競技場ライブを開催(史上初の男性グループ)
【2010年代】
•2010年:5大ドームツアーを定番化、紅白歌合戦初出場(以後司会も務める)
•2014年:「ARASHI BLAST in Hawaii」開催(デビュー地での凱旋公演)
•2015年〜2019年:年間動員数200万人超、国民的グループの頂点へ
•2019年1月27日:2020年末での活動休止を発表
【2020年】
•12月31日:無観客ラストライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」をもって活動休止
【2021年〜2024年】
•各メンバーがソロで俳優・司会・舞台・制作など幅広く活躍
•櫻井翔:ニュースキャスター・報道番組出演
•相葉雅紀:バラエティ・ナレーションで活躍
•二宮和也:俳優業・YouTubeチャンネル開設
•松本潤:大河ドラマ『どうする家康』主演
•大野智:芸能活動は休止中
【2025年】
•5月6日:ファンクラブ動画で2026年春のツアー後に活動終了(解散)を発表
【2026年(予定)】
•春に嵐として最後の全国ツアーを開催予定
•ツアー終了をもって、グループとしての活動を終了
嵐の特徴や功績
【嵐の特徴】
1.メンバー全員がマルチに活躍
•櫻井翔:慶應義塾大学卒。ニュースキャスターとしても活躍し、報道番組『NEWS ZERO』などに出演。
•相葉雅紀:動物番組やバラエティの司会者として人気。親しみやすいキャラで主婦層からも支持。
•二宮和也:演技力に定評があり、映画『硫黄島からの手紙』でハリウッドデビュー。現在YouTuberとしても活動。
•松本潤:ライブ演出や舞台演出も手がけ、大河ドラマ『どうする家康』主演など表現者としても一流。
•大野智:高い歌唱力とダンス力、美術的センスも評価されており、個展も開催。現在は芸能活動を離れ静養中。
2.セルフプロデュース力が高い
•コンサート演出、衣装、選曲、構成など、メンバーが企画から関わる姿勢がファンに高評価。
•「ファンとの距離が近い」グループとしての信頼感が強い。
3. スキャンダルが少ない「クリーンなイメージ」
•芸能界では珍しく、派手なゴシップが少ない。
•真摯な姿勢と礼儀が多方面で称賛。
【嵐の主な功績】
音楽関連
•CD総売上:シングル・アルバム・DVD含め累計4000万枚以上。
•ミリオンセラー:「A・RA・SHI」「Love so sweet」「truth」など。
•連続1位記録:オリコンランキングで50作以上連続1位(シングル&アルバム)
コンサート・ライブ
•国立競技場ライブ最多記録(通算21公演以上)
•5大ドームツアーを毎年開催(2010年代)
•年間動員数200万人以上を継続的に記録
テレビ・ドラマ・映画
•主演ドラマ:『花より男子』『山田太郎ものがたり』『流星の絆』『フリーター、家を買う。』など。
•紅白歌合戦:2010年〜2020年まで11年連続出場(司会5回以上)
•映画出演:『ピカ☆ンチ』シリーズ、『硫黄島からの手紙』(二宮)、『忍びの国』(大野)など
社会貢献・文化活動
•東日本大震災復興支援:チャリティーライブや募金活動、被災地訪問
•NHK東京2020五輪ナビゲーター(2020年)
•日本政府公式観光大使として海外向けプロモーションにも貢献
グループとしての活動は終わりますが、25年以上にわたり、音楽・テレビ・映画・社会貢献において多大な影響を与えてきた「嵐」の功績は、今後も日本のエンターテインメント史に残り続けるでしょう。
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